EMC村の民
~iNarte EMCエンジニアへの道~
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高周波回路シミュレーター「QucsStudio」の導入方法(無料)

 

以前、フリーのツールとして「AppCAD」の機能を紹介しましたが、さらに無償ツールのご紹介です。

高周波用の回路シミュレーター「QucsStudio」です。

回路シミュレーターと聞くとハードルが高いように感じるかもしれませんが、そんなことはありません。

iNarte資格試験の勉強がてら、回路シミュレーターも使えるようになっちゃおう。というのが今回のコンセプトです。決してむずしくありませんので、ご安心ください。

 

Youtubeでは最新版のダウンロード方法を解説しています。
一緒に手を動かしながら操作できるので、こちらの方がわかりやすいかもです。

「QucsStudio」って?

オープンソースで開発されている無料の回路シミュレーターです。

もともとは「Qucs」というプロジェクトで開発されていましたが、そこから派生してドイツのエンジニア( Michael Margraf 氏)が開発しています。

無料の回路シミュレーターでは「LTSpice」が主流だと思いますが、EMCエンジニアにとっては「QucsStudio」の方がなじみやすいと思います。

言語環境は「英語」と「ドイツ語」です。日本語で操作したい方は、機能は若干少ないですが「QucsStudio」の前身である「Qucs」を選択するのも一つの手です。

今回の記事では、それぞれのソフトウェアのインストールをご紹介します。

 

「QucsStudio」のインストール方法

本サイトのメインで扱うソフトウェアです。まずはサイトにアクセスしましょう。

http://dd6um.darc.de/QucsStudio/qucsstudio.html

上のページで「download」をクリックします。「QucsStudio-2.5.7.zip」をクリックして、ダウンロードを開始します。(2019年1月28日時点での最新版)

ダウンロードが完了したら zipファイルを解凍し、 「bin」のフォルダを選択します。

フォルダ内の「qucs.exe」を選択し、起動します。
「QucsStudio」のホーム画面が立ち上がります。

とりあえず、ここまでで完了です。

 

「Qucs」のインストール方法

日本語で使用したい方はこちらを。ただし、今後の記事では「QucsStudio」がメインになるので、その旨ご理解ください。

こちらも無料のシミュレーターです。まずはサイトにアクセスします。http://qucs.sourceforge.net/

それぞれのOSに適したバージョンを選択してクリックします。
(本記事ではWinodows版で進めます。)

最新版「0.0.19」を選択します。

「qucs-0.0.19-win32-mingw482-asco-freehdl-adms.zip」を選択して、ダウンロードを開始します。

ダウンロードが完了したら zipファイルを解凍し、 「bin」のフォルダを選択します。

フォルダ内の「qucs.exe」を選択し、起動します。

「Qucs」のホーム画面が立ち上がります。

操作画面は「QucuStudio」とほぼ同じですが、すべて日本語になっています。これにて、インストール完了です。

 

おわりに

まずはソフトのインストールということで、準備が終了しました。

でも早速シミュレーションはしません。QucsStudio には AppCAD のような計算ツールも付属しているので、そのあたりから順にご説明します。

反射係数とVSWRの計算

アッテネータの設計方法

空芯コイルの設計方法

 

今回は以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

続きの記事へ

 

ABOUT ME
エンジャー
EMCやノイズ対策に関する情報発信を日々行っています。 ( iNarte EMC Engineer、第一級陸上無線技術士)
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