EMC村の民
~iNarte EMCエンジニアへの道~
EMC試験

公共電波暗室のご紹介 ~福島~

 

公共電波暗室の紹介シリーズ 第6弾。

今回は「福島県」です。

 

【おすすめ公共電波暗室】


 

さて、福島県には「福島県ハイテクプラザ」と「福島再生可能エネルギー研究所(FREA)」 2か所の公共の試験所があります。

今回の記事でも、それぞれの試験設備や利用料金についてご紹介します。

 

 

福島県ハイテクプラザ

福島県ハイテクプラザでは「3m法電波暗室」による試験が可能です。

 

3m法電波暗室

この試験室の特徴は、「3m法電波暗室」として使えるのはもちろんのこと、「車載EMI試験」用としても使用できることでしょう。

車載EMI試験として、CISPR25のエミッション試験に対応しています。

民生の試験に対しては各種CISPR規格の試験のほかに、IEC6100-4-3放射イミュニティ試験にも対応しています。

ターンテーブルの直径が2m、最大積載重量が650kgとなっており、標準的なサイズのEUTであれば問題なく利用できます。

また、通信ポート伝導エミッション試験のみVCCIの設備登録を取得しています。

 

利用料金

福島県の企業と県外の企業では料金が異なるので、要注意です。

 

福島県の企業の場合、「放射エミッション試験」は 1時間あたり \13,080、8時間利用で \104,640です。

公共の電波暗室の中では少し割高です。

 

そして県外の企業の場合、利用料金が2倍になるので1時間あたり \26,160、8時間利用で \209,280となり、一般的な試験所と同等の料金となります。

という訳で、県外企業の方には利用をおすすめできません

 

アクセス

東北自動車道・郡山I.C.より車で約10分、電車とバスを使ってもアクセス可能です。

 

 

福島再生可能エネルギー研究所(FREA)

FREAは、大型のパワーコンディショナーの試験法を開発するために産総研が設立した設備です。

(動画 1:30~1:50 電波暗室紹介)

 

ちなみに開所式はこんな感じです。

出典: 福島再生可能エネルギー研究所

どこぞのカンファレンスルームか、というくらいの広さですね(笑)。

 

まだ一般開放はされていないのか、利用料金や予定表は掲載されていません。

こんな大型の電波暗室を必要とする企業も少ないでしょうが、超大型のEUTを電波暗室で試験できる設備ということで需要はありそうですね。

今後に期待ということで。

 

アクセス

 

 

おわりに

福島県の公共電波暗室をご紹介しました。

福島県ハイテクプラザの方は県外の企業の方は割高なのでおすすめできませんが、試験設備はかなり整っています。

予約もかなり埋まっているようなので、ご利用を検討される方はお早めに。

http://www4.pref.fukushima.jp/hightech/request/reserve/uploads/yoyakuhaiteku.pdf

 

今回は以上です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

ABOUT ME
エンジャー
EMCやノイズ対策に関する情報発信を日々行っています。 ( iNarte EMC Engineer、第一級陸上無線技術士)

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