EMC村の民
~iNarte EMCエンジニアへの道~
EMC試験

公共電波暗室のご紹介 ~宮城~

 

公共電波暗室の紹介シリーズ 第5弾。

今回は「宮城県」です。

(第4弾 秋田県)

(第3弾 岩手県)

宮城県といえば「佐藤 利三郎」先生をはじめとした、著名な研究者を数多く輩出する東北大学の所在地です。

そんなEMCと関わりの深い地の公共の電波暗室をご紹介します。

 

 

宮城県産業技術総合センター

宮城県産業技術総合研究センターは「3m法電波暗室」と「シールドルーム×2」の計3室を有する、公共の試験サイトです。

 

3m法電波暗室

出典:宮城県産業技術総合センター

ターンテーブルの直径が2m、耐荷重500kg、電源容量が6kVAです。

VCCIとFCCに設備登録されているため、一般の試験所と同等の品質で評価できるでしょう。

「放射エミッション試験」以外にも、「放射イミュニティ試験」「や車載用放射エミッション試験」も実施できます。


車載用放射エミッション試験の様子

出典:宮城県産業技術総合センター

 

 

シールドルーム 1

出典:宮城県産業技術総合センター

「伝導エミッション試験」と「IEC61000-4シリーズのイミュニティ試験」に対応しています。

 

 

シールドルーム 2

出典:宮城県産業技術総合センター

車載EMC試験に対応した設備です。

「車載用伝導エミッション試験」「BCI試験」「静電気試験」「過渡サージ試験」に対応しています。

 

 

利用料金

部屋と試験設備でそれぞれ利用料金が設定されています。

3m法電波暗室での「放射エミッション試験」は 1時間あたり \8,200、8時間利用で \65,600です。

 

シールドルーム1での「伝導エミッション試験」は 1時間あたり \1,800、8時間利用で \14,400です。

VCCIに設備登録されているサイトとしては、格安です。

 

シールドルーム2での「車載用伝導エミッション試験」は 1時間あたり \1,700、8時間利用で \13,600となっております。

 

利用料金の計算は面倒ですが、詳細は下記のサイトからご確認ください。

https://www.mit.pref.miyagi.jp/kiki/emc-guide#beginner

 

 

アクセス

仙台駅から車で40分程度の場所で、電車やバスでもアクセス可能です。

 

 

おわりに

宮城県の公共電波暗室をご紹介しました。

試験室が3室もあり、かつVCCIの設備登録も行っているので用途に応じて様々な試験に対応できます。

 

予約状況の確認は下記のサイトから。

https://www.mit.pref.miyagi.jp/no_robot/emc-yoyaku-table.html

(2019年3月6日現在 かなり予約が埋まっているので、ご利用を検討される方はお早めにご予約を)

 

今回は以上です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

ABOUT ME
エンジャー
EMCやノイズ対策に関する情報発信を日々行っています。 ( iNarte EMC Engineer、第一級陸上無線技術士)

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください