EMC村の民
~iNarte EMCエンジニアへの道~
EMC試験

公共電波暗室のご紹介 ~北海道~

 

以前の記事で、電波暗室の検索方法についてご紹介しました。

https://engineer-climb.com/%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88%E3%81%AE%E6%A4%9C%E7%B4%A2/

 

CENDの検索サイトは、認証試験を受けるためには非常に便利ですが

一方で、ノイズ対策の時にこのようなテストサイトを利用すると割高になりがちです。

 

そうした場合、公共の電波暗室の利用をオススメします。

公共の電波暗室は、県や国が運営しているテストサイトで、一般的な電波暗室よりもかなり安く利用することができます。

 

ただ公共の電波暗室はCENDのサイトで検索しても、あまりヒットしません。

 

そのためこのブログで、全国の公共電波暗室をご紹介していこうと思います。

内容としては、認証機関ではないので 「利用料金」をメインにしていきます。

 

まずは、最北の地「北海道」からスタートします。

 

 

北海道立総合研究機構

札幌市になる公共電波暗室です。

出典: 北海道立総合研究機構

公共の設備ですが試験機器が非常に充実しており、EMI(エミッション)試験とEMS(イミュニティ)試験のどちらも対応しています。

利用料金は「電波暗室」と「試験機器」それぞれで規定されており

8時間利用の料金は、電波暗室が \29,410 、試験機器が \19,240 、合計で \48,650 となっています。

 

利用料金(小型電波暗室と電波特性測定装置)

http://www.hro.or.jp/list/industrial/research/iri/gijyutu/setsubi/payment-s.html

 

電波暗室のスペック (小型電波暗室と電波特性測定装置)

http://www.hro.or.jp/list/industrial/research/iri/gijyutu/setsubi/sokutei/2-39.pdf

http://www.hro.or.jp/list/industrial/research/iri/gijyutu/setsubi/sokutei/2-41.pdf

 

なお理由は明記されていませんが、2019年2月22日から3月末までは利用できないとのことです。

 

 

 

北海道立工業技術センター

函館にある公共電波暗室です。

出典:北海道立工業技術センター

北海道立総合研究機構と比較すると小規模ですが、EMI試験とEMS試験のどちらにも対応できるようです。

 

1日8時間の利用料金は、なんと \12,560 です。

詳細はURLのページをご確認のうえ、お問合せしてみてください。

 

利用料金

http://www.techakodate.or.jp/center/kiki/list05.html

 

電波暗室

http://www.techakodate.or.jp/center/kiki/anechoic.html

 

 

 

おわりに

第1弾として北海道の公共電波暗室をご紹介しました。

 

公共電波暗室は低価格で利用できるため予約が埋まっていることが多いですが、利用する価値は非常に高いです。

電波暗室を利用するスケジュールが決まっている場合は、早めに予約しておくことをオススメします。

 

公共電波暗室の紹介は、全国制覇に向けてシリーズものとして続けていくつもりです。

紹介してほしい地方や地域があれば、お気軽にコメントください。

 

今回は以上です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

ABOUT ME
エンジャー
EMCやノイズ対策に関する情報発信を日々行っています。 ( iNarte EMC Engineer、第一級陸上無線技術士)

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください